肌質には乾燥肌、脂性肌(オイリー肌)、普通肌などがあり、個々人の肌の状態に合わせてスキンケア用品を選ぶ必要があります。

特に、乾燥肌はちょっとした刺激でも過敏に反応し、肌が荒れやすくなりますので、スキンケアは要注意です。

どのような理由で、乾燥肌は外部からの刺激を受けて炎症などが出やすくなっているのでしょうか。

元々お肌と言うのは、皮脂が肌の上にあることで、バリアのような役割をして、お肌を外的から守っています。乾燥肌は皮膚に含まれている皮脂の量が少なく、外部から体をガードする機能が低いため、ちょっとした刺激でも敏感に反応します。

顔から分泌される皮脂は多すぎれば汚れ扱いですが、適正な量であれば顔を乾燥から防ぐ効果があります。皮脂の分泌量が多くない乾燥肌の場合、しっかりとスキンケアを施しても、肌が弱いことには変わりません。普通肌や脂性肌のことより、乾燥肌の人は肌の赤みやにきびに注意をする必要があります。

スキンケアに力を入れて、にきび対策や、肌荒れ対策を行いましょう。肌のコンディションがよくないと、これまでは問題なく利用できていた化粧品で肌を傷めてしまう場合もあるようです。

また、肌質によっては、いつもは普通肌でも、季節が冬になるといきなり乾燥肌になる人もいるようです。冬だけ乾燥肌になる人の場合は、どのような原因によるのでしょう。

一つには、冬は寒いですし、空気が乾燥しているので、お肌の水分を奪ってしまうので、肌が他の季節に比べて乾燥し易くなっているからです。

また、寒いと新陳代謝が低下しますので、皮脂の分泌量を少なくなってしまうことがあるのです。

季節の変化よって乾燥肌らしくなったり、それ以外の肌質になったりするのは、外気の条件が変わるためなのです。毎日のスキンケアをきちんと行うことで、乾燥肌寄りになったお肌を、みずみずしい状態に保つことができるのです。